線分上に右詰めで並べる母関数の行列式表示
幅長さの場所の上に,以下の二種類のタイル
- 幅長さのタイル
- 幅長さのタイル
を右詰めで,個以上敷くことを考える.
このような敷き方の集合をとかく.
(記事下にの例があるのでそれも参照せよ.)
をフィボナッチ数とすると,このような敷き方は
通りである.ここではより精密に数える.
タイルを置く場所にの数直線を書き,
- ]の場所に置かれた長さのタイルの重みは,
- ]の場所に置かれた長さのタイルの重みは
とする.
タイルの敷き方の重みは,含まれるタイルの重みの積によって定める.
タイルの敷き方に対して,タイルの長さの和をとかく.
以下は,のときのタイルの敷き方とその重みの例.
この重みに関する母関数
は以下のような行列式表示を持つ.
(これは,のときの例.)
以下は,のときのこの主張の例.